Unique products.
やりがいを生む独自商品について
01
売れる商品は、ひらめきでは生まれない
オリジナル商品の企画というと、ひらめきやアイデアが降りてくるようなイメージを持たれるかもしれませんが、当社はひらめきやアイデアで商品を企画したことは一度もありません。
対象が製造業や物流業など企業(法人)であるので、BtoC商品と違いニーズそのものが潜在的、専門的です。そのためお客様の組織に入ってヒアリングをしないと、正確なニーズを掴めません。
直販営業を生かして、お客様の困り事や課題、リスクや損害の大きさ、その対策に掛かっている労力など、細部までヒアリングし、汎用的な現場ニーズを収集する事から商品企画がスタートします。
現場ニーズを基に、それを解決できる商品のコンセプトや価格を論理的に導き出して商品を企画するからこそ、顧客満足度の高い商品を継続的、自発的に生み出せると考えています。
02
“誰から見ても良い商品”は、目指さない
上記の通り、現場ニーズが潜在的専門的である為、当社の商品は“現場の事情を知らないとそもそも良さが分からない商品”ばかりです。物流現場で生じるリスクや課題が分かる方には導入メリットを理解していただけますが、物流業務に携わっていない人には、そもそも何がメリットなのか、何が良いのかわからない商品がほとんどです。
反対に、誰が見ても良さが分かる商品はその分競合品も多く発生し、価格競争やシェア争いに陥りやすくなってしまいます。傍から見て良さがわからないニッチな商品ほど長期的競争優位を生むという考え方から、当社は“誰から見ても良い商品”の企画は目指しません。
03
“どうやって作るか”は最後に考える
当社はもともと木製梱包材の製造販売が主の事業でしたが、今では木材だけでなく樹脂、金属、ゴム、繊維などを様々な素材を組み合わせた独自商品を多く生み出す事ができています。
これは当社が、自社の設備や材料ではなく、お客様の現場ニーズを基にして開発を進めてきた結果であると思います。自社の設備で加工できるかどうか、自社の扱う材料を生かせるかどうか、という自社都合を商品企画の条件に組み込んでしまうと、生み出せる商品が制限されてしまい、顧客の課題を解決するベストな商品コンセプトが生まれません。まずは自社都合を論点から外し、どうすればお客様に最大のメリットをもたらせるかを徹底的に議論して商品企画を行い、“どうやって作るか”は商品コンセプトが決まった後、最後に考えます。